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hor.note

I hope so.

違和感との付き合い方

デザインをする上でフィーリングというものにあまり頼らないようにしているのですが、中にはどうしても「違和感」という感覚的な評価軸を使うことがあります。つくったものに違和感があって、言い換えると、なーんかしっくりこなくて、イヤな感じ。理由を探してみてもうまく言葉にできなくてもどかしい感じ。理由がうまく言えないから人に伝わらないし、納得もできない。そんなある種の第六感がはたらいているように思えるような不満感のことです。

そして不思議なことに、違和感を持ったままアウトプットしてレビューをしてもらうと、そう感じた部分を指摘されます。それで「あーやっぱりな」と思うのです。レビューをしてもらうことで理由付けがされてようやく自分で納得できるようになる、ということを何度も経験しているので、違和感という評価軸は大切にしています。

社会人2年目になったとき、なんでそんなことが起こるんだろう?と不思議に思い、違和感といういう文字を辞書で引いてみたんです。こう書かれていました。

周りのものとの関係がちぐはぐで,しっくりしないこと。 「 -を覚える」

www.weblio.jp

僕が注目したのは、前半の周りのものとの関係がちぐはぐででした。もちろん言われてみれば、違和というのは相対的に不調な状態を示すので当たり前のことなのですが、違和感を持っているときのことを思い返すと、何か特定の一点に対して意識が向きすぎていることがあります。「なんか(特定の)この部分が気になるんだよな〜」といった具合になるのですが、その一点にだけ集中してもあまり効果は期待できません。もっと幅広く周囲の関係をチェックしなければ原因の特定ができない、それが「違和感」というものなのだということに気づきました。違和感はとても便利なツールなのですが、うまく付き合うためには、何かあったら視点を高くしてしっかりと周りを見るという事が大切なのです。

すごく当たり前なことを書いた気がするのですが、こんなこと誰も教えてくれないので、同じような感覚をもったことがある新卒デザイナー氏たちに届けばいいなと思います。