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hor.note

I hope so.

The Field Guide to Human-Centered Design を読もう

デザインプロセス UX

家から徒歩20秒の居酒屋で泥酔しました。 今回は前に読んだ「The Field Guide to Human-Centered Design」について紹介します。

ちなみにこれは無料でPDFで配布されています。もちろん日本語約もありますので、 ぜひダウンロードして読んでみてください。(※会員登録が必要)

www.designkit.org

The Field Guide to Human-Centered Design とは

IDEO が取り組んでいる人間中心設計(=人間中心デザイン)のプロセスについて学ぶことができる手引書です。この本ではキーとなるマインドセットの他に50数個のメソッドやエクササイズが載っていて、デザイン思想的にも実践的にも参考になる内容になっています。

テーマとして公共セクターを扱ってはいますが、この本で紹介されているマインドセットやメソッドは、僕たちが見逃しがちな周りの人々や環境に対して、デザインをする上で重要な視点と解決策を教えてくれるものだと感じました。

プロトタイピングやブレストなど、今では当たり前となってしまった言葉たちですが、そもそもそれがなぜ必要なのか?ということに普段意識は回りませんが、これを読むことで再度その理由について学ぶことができます。

印象に残ったこと

このクオリティのものがフリーで提供されていることにおどろきました。多くのメソッドケーススタディが掲載されていることもさながらですが、ページ序盤に紹介されている「人間中心デザインの3つのレンズ」を目にしたときにハッとしました。

IDEOの人間中心設計のプロセスでは理解・創造・実践という3つの段階があるのですが、これらのプロセスをとおり抜けた解決策は以下の前提に成り立っていなければなりません。

人間中心デザインの最終段階で現れる解決策は、 有用性・実現可能性・持続可能性という 3つのレンズが重なる領域に位置していなければなりません
引用:The Field Guide to Human-Centered Design 7p

果たして今まで自分が出してきた解決策はその3つが重なるところにあっただろうか...と頭を抱えましたが、「相手と問題をしっかりと理解して、ごく自然でシンプルで適切な解決策を提供したい」というのが自分のデザインのテーマなので、この視点は絶対に忘れてはいけないものだなと思いました。

内容はちょっと難しいかも知れませんが、単純に読み物としておもしろいですし、自分のデザインに活かせるところも多くあると思うので、ぜひぜひ読んでみてください。