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I hope so.

UXシンポジウム2016 福岡 に参加した

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先週末にUX Fukuokaさん主催の「UXシンポジウム2016 福岡」に参加してきました。あとはじめて九産大に行った。内容的にはセッションでもラーニングバーでもインプットの量が多くてとても満足できました。

uxsymposium2016.peatix.com

セッションについて

浅野さんのセッションでは、サービスデザインとはどういうものか、またそれを行うためにどういった視点やアプローチが必要かということについて解説する内容でした。僕は事前にある程度サービスデザインやHCDについての情報を頭のなかに入れた状態で拝聴していたのですが、解説していただいたことで整理されてよりクリアに理解できました。いろいろメモ取ってあるのでアウトプットにどんどん活かしていきたい。

解説のなかにはHCDやUXDの基礎的な知識だけでなく、時代背景やビジネス的な視点も取り入れられていて、サービスデザインを中心に多くのことについて学べました。普段ブログ記事を追っているかたなので、実際にお会いできて嬉しかったですし、時間の都合でお聞きできなかった部分については自分で調べつつ、機会があれば詳細な講義を受けたいなと思いました。

倉光さんのセッションでは、クックパッドで実際に取り組んでいるUXDのアプローチについて紹介する内容でした。毎回感心するのですが、クックパッドさんのデザインは言語化力がすごくて、サービス利用者の方々についてしっかりと図にしたり文章にしたりして人に説明することがちゃんとできていて、ほんと見習わなくてはいけないな...と思います。

個人的には普段チームで実践されているサービス改善についての手法について興味があったのですが、そもそも根本的にデザインに向き合うマインドに関しても「ほんとその通りです...」という感じでした。ちょっと背筋が伸びました。もちろん、紹介いただいた実践的な手法についても積極的に取り入れていきたいです。

ラーニングバーについて

セッションのあとに、参加者同士が気軽に対話をしながら学ぶ「ラーニングバー」というものに参加しました。チームごとにゆるくディスカッションをして、最後にはプレゼンをして、お二方から意見をいただくといった形式でした。これもおもしろかった。

参加者自らが議題を提案し、その議題ごとにいくつかチームが分かれます。僕も提案して「オーナー」という役割で司会と発表までやってきました。「サービスデザインやHCDについて知らない人と一緒にプロジェクトや議論をうまく進めるにはどうしたらよいだろうか?」という議題でした。

議題設定からいろんな意見を聞き、アイデアをまとめて発表までするのだから、これ多分オーナーが一番学びが多かったんじゃないかと思います。なので、もしラーニングバーに参加されるかたがいらっしゃったら、積極的にオーナーに立候補するとよいと思います。新しい学びの場を知れたことも対話の内容も興味深く充実した時間でした。

ラーニングバーについて詳しく知りたい方はこちらの本が参考になるそうです。

という感じで、6時間くらいのイベントだったのですが、間延びもせず非常に濃い内容でした。またぜひとも参加させていただきたいです。気になる方はTwitter#uxsyf でログ追ってみるとよいと思います。

IA視点からのUXデザインのアプローチに参加した

エイクエントさん主催で行われた先日の「IA/UXプラクティス」の刊行記念イベントに行ってきました。講義ありワークショップありでよい勉強になりました。パネルディスカッションが良い感じでした。

aquent-fukuoka.doorkeeper.jp

内容について

事前にIA/UXプラクティスを読んで参加したのですが、ディスカッションでは村越さんの内容がグッときました。組織にいかにUXDを浸透させていくのかというのが僕自身の課題であったので、本の内容について詳しくお聞きできたのがよかったです。「対話」という根底の視点を持ち、ビジネスとプロダクト間での共通言語を探っていくあたりを、講義の内容を参考にしつつ進めていきたいなと思っています。

またパネルディスカッションの内容で、そもそもUXDの手法や考え方を浸透させるのは難しいので、浸透させることに重点を置かず、まずは自分たちが粛々と成果を出していくしかないという話も上がりました。これに関しても肌感としていくらか認識している部分なので理解できましたし、イベント参加後もその点についていかに成果を出していくかということを考えるようになりました。

ワークショップではペルソナの設定やジャーニーマップの作成から解決策のコンセプトの設定まで行いました。短い時間でもそれぞれの手法のコアな部分を学ぶことができましたし、ワークショップの進め方も良かったので、機会があったら同じようなスタイルで社内でもワークショップをやってみたい。

それから僕はどうしよう

全体を通して、やはりまずはUXDの手法や考え方を使って成果を出さなければ意味がなく、成果がなければチームや会社といった組織としても浸透させていくのは難しいのだろうという実感が強まった気がします。

いくら知識を持っていて「これいいよー!みんなやろうよー!」と言い続けても、実践してプロダクトやサービス、組織にとって利益にならなければあまり意味はありませんし、理解を得るのも難しいでしょう。

当たり前ですがペルソナやジャーニーマップといった手法自体はゴールではなく、自分たちが明らかにしたいことを検証するためのツールです。成果を生み出すことが本来の目的であるはずです。手法の名前がなんであれ、僕らがまずやらなければならないのは、ビジネスとユーザーのバランスを保つための対話ができる体制をつくりだすことで、その体制をつくりだすためには成果が必要なんじゃないかな、というところまでが自分のなかの現時点での結論です。

福岡、あんまりこういったイベントが多くないので、ひさしぶりによい勉強会に参加できてよかったです。

IA/UXプラクティス はこちら

IA/UXプラクティス モバイル情報アーキテクチャとUXデザイン

IA/UXプラクティス モバイル情報アーキテクチャとUXデザイン

新卒研修で「誰のためのデザイン?」の読書会をした

研修

先月から新卒6期生たちが福岡研修を開始し、つい先日修了して東京に戻って行きました。ペパボの福岡研修プログラムには、各部署やサービスごとの研修や座学などがあります。僕はそのなかで「誰のためのデザイン?」を読む読書会の監督として、 id:udzura さんと1ヶ月間毎日(時にはサボりつつ)研修に関わってきました。今回はその話をします。

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

どのように行ったのか

簡単に読書会の形式についてご紹介します。

今回行った読書会は、全職種対象でしたので、全職種で役に立ちそうな広義のデザインを取り扱う書籍を数冊ピックアップし、そのなかで読んでもらうものを決めました。それが「誰のためのデザイン?」でした。ちょっと難しい内容でしたが、最終日までに全体の7割くらいまで頑張って読んでくれました。

ちなみにピックアップした本は他にこんなのもありました。

サービスデザイン ユーザーエクスペリエンスから事業戦略をデザインする

サービスデザイン ユーザーエクスペリエンスから事業戦略をデザインする

問題解決に効く「行為のデザイン」思考法

問題解決に効く「行為のデザイン」思考法

またやり方についてですが、1時間実施する場合は20分黙読、20分内容についてのディスカッション、残り時間で「読書担当」に要約や議論の内容などをまとめてもらいます。読書担当の役割は、司会業とログまとめ業です。ログはGitHub上のissueにまとめてもらいます。

読書会最終日には時間内でできる範囲で感想文をissue上で提出してもらいます。テーマは事前に決めた読書会の目的に関するものを設定します。

という感じ。もし不都合が出るようであれば柔軟に変えてみてもいいかも。

読書会のねらい

もともと読書会は技術書を読むトレーニングとして位置づけられているものだったのですが、今年は「新卒が共通知識として学んでおいたほうがいいことを、書籍を活用して体系的にしっかりと学ぶ場」というのをメインに位置付けて実施しました。

読書会の特性上そういったことがやりやすかったこともあり、だったら全職種で役に立ちそうな「デザイン」についての理解を深めてもらおう!というねらいです。また、全職種同じ空間にいるので他の職種からの視点をクロスさせて議論を行うことで、多角的にデザインについて考えることができるようになってくれるといいな〜という意図もあります。

結果的にどうなったのか

最終日のアウトプットを見たり聞いたりする限り、以下のような変化がありました。

  • デザイン=見た目 → デザイン=なんかもっと広い範囲をカバーしてるものっぽいぞ
  • デザイナーに必要なのはセンス → デザインってすごくロジカルなものだぞ
  • デザインはデザイナーがやるもの! → なんかデザインにはいろんな人が関わってくるっぽい
  • これを操作できないのは使い手が悪い! → これを操作できないのはそもそもデザインが良くないのだろう
  • 今まで良いデザインに会ったことあったかな... → もしかして自然に使えてたものって良いデザインだったのでは
  • このデザイン良くないな → このデザインはこういったところで良くないな

などなど、他にも実際に仕事に生かすときにどうすればいいだろう?といったことまで突っ込んでいたので、デザインというキーワードを中心にいろいろ学んだり気づいたりしてくれてたのかなあという印象でした。

デザインを早い段階から教えること

個人的には、このように早い段階から共通知識として広義のデザインやデザイン的思考を教えるということは大切なことだと思っています。というのも、デザインは身近なものでありながら、先述のように、誤解したり認識不足だったりしがちなもののひとつだからです。

変化前の状態の「デザイン観」のまま配属されたとしてもすぐには大きな問題は起きないでしょう。なぜなら、業務では役割の範囲が決められ、いわゆるスタイリング的な意味でのデザインが、デザイナーと呼ばれる人たちによって行われるのは基本的には制作プロセスの下流の方にあるからです。これまでだったらそのやり方でもうまくまわっていました。

ただ、長期的な視点で見ると、そのままでは広義のデザイン文化が醸成されません。これまではデザインはプロセス上のひとつのステップに過ぎず、特定の役割の人間が行う限定的なものになってしまっていました。しかし、いま周りを見回してみれば、UXDやHCDが重要視され、制作プロセス全体だけでなくチーム・会社全体としてデザインに取り組むことが重要であるとも言われています。

そうした取り組みを行いやすくするために、広義のデザイン文化が必要だと考え、研修や座学などを通して早期からしっかりと広義のデザインやデザイン的思考を教えることが大切だと思うのです。会社の未来をつくっていく人たちだからね!

すごくダラダラと抽象的なことを書いてしまいましたが、別にデザイン以外のものを否定したり、デザインこそ至高である!といった洗脳をしたりする意図はありません。ただ、もうちょっとデザインについて知ってもらえたら、自分たちにも新卒たちにも良いことがあるんじゃないかな、と思った次第です。

おわります!さよなら!

社内勉強会でユーザビリティについて発表した

UX UI ユーザビリティ

今月の社内勉強会でユーザビリティについて発表してきました。2回同じような内容を話していて、1回目はディレクター向けの勉強会。2回目は個人的に開いた勉強会。

前者では実例を踏まえて「ユーザビリティをもっと大事にしよね!」って話をして、後者では具体的な評価手法を踏まえてもう少し詳しい話をしました。

後にやったものがフル版で、話した内容は主にこんな感じです。

このなかでも特に伝えたかったのが、ユーザビリティはプロダクトの品質として国際規格としても定められているほど重要なものであるということでした。ユーザビリティは「使いやすさ」と訳されることが多いのですが、人によっては「ユーザーフレンドリー」や「おもいやり」といった意味と混同されがちになります。

そういった意味だと、「多少使いづらくてもとりあえず機能をつけておけばいいや」と機能要件が先行されて、ユーザーの自然なふるまいを阻害したり、そもそもユーザーの目的が果たせなかったりします。つまり、品質の悪いプロダクトを作り出すことになります。

ディレクションやプロダクトのマネジメントに関わる人だけでなく、プロダクトデザインのプロセス全体で関わる人たちに知ってもらいたいことだったので、シュッと発表してきました。

僕がいま所属しているチームは、もともとエンジニア中心で開発が行われてきた文化が根強く残っているので、プロダクトデザイナーとしてはここら辺の啓蒙活動は継続的にやっていきたいと思っています。

参考にしたのは以下の書籍たちです。

人間中心設計入門 (HCDライブラリー)

人間中心設計入門 (HCDライブラリー)

人間中心設計の基礎 (HCDライブラリー (第1巻))

人間中心設計の基礎 (HCDライブラリー (第1巻))

多肉植物ズにゴーラムと不死鳥が仲間入りしました

店員さんが「よくわかんない...」って言ってたけど僕はもっとわからない。

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近所のお花屋さんがミックスの苗を入荷するとの情報をくれたので早速行ってゲットしました。寄せ植え用なのかごさっとあった。今回はひとつの鉢にふたつの苗があって、それぞれ調べたところゴーラムと不死鳥っぽいですね。

ししとうを逆さまにしたようなやつがバーッてついてるのが、ゴーラムとか宇宙の木と呼ばれてるやつです。クラッスラ属で出身は南アフリカ。実はこれにめちゃくちゃ似てるホビットっていうやつがいるんだけど、見分けが全然つかなかったのでとりあえずゴーラムというということにしておいてる。葉の先端がおわん状になってて、もうちょっとするとその周りが赤く色づいていっていい感じにキモくなるかわいくなる。

その周りに生えている葉がトゲトゲしているのが不死鳥。これも出身はアフリカでカランコエ属。葉っぱのトゲトゲしたところの隙間に脇芽を生やして、それをポロポロと落とすことで、その脇芽が根付いてどんどんと個体を増やしていく。つまりなにも手を加えないと無限に増え続ける。ヤバイよね。親が子宝草(別名:クローンコエ)なのでなるほどという感じ。正直これも種類がよくわからん。

前回買ったときの思い出はこちら。

horaotoko.hatenablog.jp

ついに栽培用のグッズを集め始めたので、増やしたら欲しい人にあげます。

ブログお遍路参り終了しました!

30日間ブログを更新し続ける、「ブログお遍路参り」が終了しました!やったね!

まあ30日間毎日ひとつずつはちょっと無理だったのですが、その代わり1日数回更新して、このポストで30記事達成します。ということで投稿した記事の一覧はこちら。

horaotoko.hatenablog.jp

horaotoko.hatenablog.jp

horaotoko.hatenablog.jp

horaotoko.hatenablog.jp

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horaotoko.hatenablog.jp

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最初の方は意識高いこと言ってますけど、途中からなんか適当になってきましたね!けどこの適当さが続ける秘訣でもあるということを学んだので、毎日やる習慣にはある程度力の抜け加減も必要なのかもしれないということを学びました。

もともと30日間続けることで習慣化させるチャレンジだったので、今後ともブログは更新していきたいし、なんか続けていけそうな感じがしているので、今後ともよろしくお願いします。

UIデザインの教科書 マルチデバイス時代のサイト設計-アーキテクチャからUXまで を読んだ

最近デザイナー同士でUIのレビューを行ったり、デザイナー以外の人にUIについての説明をする機会がグンと増えました。なので、今まで経験則やイメージで説明していたような、デザインの理由付けの部分についてしっかりと理論的に語れることができるようになりたいと思って購入。

マルチデバイスというところで事例が載っているのは、他の書籍や記事に比べると少ないのでよかった。それぞれの名称なんかもちゃんと書いてあるので、この言い回しを使ってコミュニケーションを取り合えるようになると便利そう。「このバーっと出てくるやつ」ではなく「インクリメンタルスクロール」の方がお互いのイメージが噛み合う。

また内容に関して言うと、技術書というよりもリファレンス的な感じなのかなあと思いました。これまでUIデザインに関わってきた人たちにとっては教科書よりも辞書的な使い方のイメージになるのかなと。

これまでのレビューで、「使いづらい」「見にくい」「わかりづらい」と言った言葉を中心にレビューしてきた人たちにはオススメだし、これからUIデザインについて学ぶ人にとっては、まず言葉がわからないと学びづらいと思うので、先にこの本で「これはなんていうものだろう?」ということについて理解しておくとよい。個人的にはお気に入りの本でした。